セバスチャン・ミラヴェット『構造主義者ベルクソン』合評会

オンライン、2024年3月27日

Bergson Structuraliste – Atelier autour du livre de Sébastien Miravete

 

L’atelier aura lieu le mercredi 27 mars 2024

 9h-13h CET (17h-21h JST)

 

Lien zoom : https://shorturl.at/fltzO

 

登壇者:エリー・デューリング、藤田尚志、平井靖史、近藤和敬、セバスチャン・ミラヴェット、永野拓也

Elie DURING, Hisashi FUJITA, Yasushi HIRAI, Kazunori KONDO, Sébastien MIRAVETE, Takuya NAGANO

 

Cet atelier est soutenu par la JSPS KAKENHI Grant-in-Aid for Scientific Research(C) (Hisashi Fujita, 22K00022) et en collaboration amicale avec le SAB.

 

詳細はhttps://bergson.hypotheses.org/3233


アンリ・ベルクソン『記憶理論の歴史——コレージュ・ド・フランス講義 1903-1904年度』

 

刊行記念イベント第二弾:思想史編

 

 

日時:2024年3月13日(水)19:00-22:00

場所:ZOOM

登壇者:中畑正志×山口裕之

応答者:訳者一同(藤田尚志・平井靖史・

天野恵美理・岡嶋隆佑・木山裕登)

 

参加希望者はFormsにてお申し込みください。

https://forms.office.com/r/TqKa25mFtn


2019年12月22日に北海道哲学会主催にて開催された合評会「ベルクソン『時間観念の歴史 コレージュ・ド・フランス講義 1902-1903』(書肆心水)日本語版刊行記念合評会:アリストテレス・カント・19世紀フランス哲学をめぐって」の記録が出版されました。

 

登壇者の三浦洋(北海道情報大学)先生、蔵田伸雄(北海道大学)先生による、いずれも貴重な論考です。

 

〈ベルクソン『時間観念の歴史:コレージュ・ド・フランス講義』日本語版刊行記念 合評会 発表要旨〉

三浦洋「古代思想とベルクソンの時間論——第5〜14講について」

蔵田伸雄「カント的立場からのコメント」

 

『哲学年報』第67号(北海道哲学会)

2021年9月30日 1~9頁

ISSN 1344-929X


アンリ・ベルクソン『記憶理論の歴史――コレージュ・ド・フランス講義 1903-1904年度』

 

刊行記念イベント第一弾:現代諸科学との接合編

 

日時:1月29日(月)19:00-22:00

場所:ZOOM

登壇:兼本浩祐(精神病理学)・澤幸祐(学習心理学)

応答:訳者一同(藤田尚志・平井靖史・天野恵美理・岡嶋隆佑・木山裕登)

 

参加希望者はFormsにてお申し込みください。

https://forms.office.com/r/XLpT7BdMuj

イベントまでに開催URLをお知らせします。


Remembering: Analytic and Bergsonian Perspectives 3

(Université Grenoble Alpes)

 

17-18 NOVEMBER, 2023.

CENTRE FOR PHILOSOPHY OF MEMORY, UNIVERSITE GRENOBLE ALPES.

 

Schedule:

17 November 2023

 

13:00-13:55. Bergsonian theory of memory in the causalist-simulationist debate. Hisashi Fujita (Kyushu Sangyo University).

14:00-14:55. TBD. Kourken Michaelian (Centre for Philosophy of Memory, Université Grenoble Alpes).

14:55-15:30. Coffee break.

15:30-16:25. Bergson and episodic memory function. Doudja Boumaza. (Centre for Philosophy of Memory, Université Grenoble Alpes/Keio University).

16:30-17:25. Slices of the past: How events are temporally compressed in episodic memory. Arnaud D'Argembeau (Université de Liège).

19:30. Dinner.

 

18 November 2023

 

09:30-10:25. On the epistemic powers of memory consolidation. Uku Tooming (University of Tartu) and Kengo Miyazono (University of Hokkaido).

10:25-11:00. Coffee break.

11:00-11:55. The myth of authentic memory. André Sant'Anna (Université de Genève).

11:55-13:30. Lunch.

13:30-14:25. Making a case for authenticism about accuracy conditions of episodic memory. Denis Perrin (Centre for Philosophy of Memory, Université Grenoble Alpes).

14:30-15:25. Localisation in time: A lost context of the taxonomies of memory in the 19th century. Yasushi Hirai (Keio University).

 

Organizers: Kourken Michaelian (CPM, Université Grenoble Alpes), Doudja Boumaza (CPM, Université Grenoble Alpes/Keio University), Yasushi Hirai (Keio University), Hisashi Fujita (Kyushu Sangyo University).


ベルクソン『記憶理論の歴史――コレージュ・ド・フランス講義 1903-1904年度』(藤田尚志・平井靖史・天野恵美理・岡嶋隆佑・木山裕登訳)書肆心水、2023年。

 

新資料に基づくコレージュ・ド・フランス講義の邦訳、『時間観念の歴史——コレージュ・ド・フランス講義1902-1903年度』に続く第二弾です。

 

目 次

 

校訂者序 記憶から自由へ アルノー・フランソワ

第1講 分析と直観

第2講 記憶と知覚の差異

第3講 連合説の検討

第4講 脳と再認

第5講 三つの再認

第6講 記憶の諸平面

第7講 夢と覚醒

第8講 心の病について

第9講 注 意

第10講 注意と記憶の能動性

第11講 連合主義心理学の理論的起源

第12講 記憶と脳状態の関係について

第13講 随伴現象説の諸困難

第14講 〔記録が失われている〕

第15講 古代の心理学のある形而上学的基盤

第16講 古代の知覚論・記憶論

第17講 デカルト主義への歩み

第18講 近代形而上学の並行論

第19講 形而上学的並行論の科学への浸透

訳者解説 平井靖史

訳者あとがき 藤田尚志

人名索引


Bergsoniana第3号。

2021年に福岡で開催したグローバルベルクソニズムのアジア編。ベルクソンとアジアの出会いに関わる魅力的な論考が詰まっています。

また、パトーチカのベルクソン関連テクストも含まれています(たいへん貴重)。

私は編者として序言を書いています。

オンラインでも無料で読めますのでどうぞ。

 

https://journals.openedition.org/bergsoniana/1039


2023年5月刊行。
Hirai, Y (ed.) Bergson's Scientific Metaphysics: Matter and Memory Today. Bloomsbury

 

レビューより:

「『ベルクソンの科学的形而上学』によって、我々は今巻き起こっているベルクソン回帰において不可欠なテキストを得ただけでなく、『物質と記憶』をしかるべき場所に——時間の形而上学と心の哲学における最も重要な議論の中心に——戻す徹底的な分析を手にしたことになる」
——ジョン・オ・メロウカ John Ó Maoilearca(英国、キングストン大学哲学教授)

 

「『ベルクソンの科学的形而上学』は、16の章を通して、ベルクソンの思想、特に彼の難解な『物質と記憶』が、いかに現代の認知科学に関連し続けるかを示している。『ベルクソンの科学的形而上学』は、科学は絶対的なものに到達するというベルクソンの主張を裏付けるものである。ベルクソン自身も本書を非常に誇りに思っていることだろう。」
——レナード・ローラー Leonard Lawlor(アメリカ、ペンシルベニア州立大学哲学教授)

 

「本書は、ベルクソンの時間と記憶に関する形而上学を現代的に理解するために、著名な国際的研究者の大規模なチームによる重要な貢献を収録しており、真の問題や課題に対してさまざまな新しい視点を提供するとともに、根強い誤解を解いている。ベルクソン研究にとって極めて重要なテキストである。」
——マーク・シンクレア Mark Sinclair(英国、クイーンズ大学ベルファスト校哲学科講師)

 

「平井靖史は、ベルクソン作品の先鋭的かつ権威ある読解者である。彼は、記憶と知覚に関する最新の考察において『物質と記憶』がいかに実り多いものであるか、そこに正しく注意を向ける非常に貴重な論集をキュレートしている。持続のうちでものを考えようとするすべての人にとって、本論集はインスピレーションの源となる。」
——カテリーナ・ザンフィ Caterina Zanfi(フランス国立科学研究センター(CNRS)研究員、国際ベルクソン協会会長)